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2017年「第10回ふれあいサイクルイベント」報告集(後編)

主催 NPO法人 サイクルボランティア・ジャパン(CVJ)

共催  青い鳥ことばの会(社福)ワークきらり、

 大阪でタンデム自転車を楽しむ会ボランティアの原の優

4月9日(日)(第2日目)

               
早朝からボランティアの方々の協力で大広間の布団を片づけ、7時から朝食。そして8時に「徒歩グループ」はバスで大三島の盛港へ。「サイクリンググループ」は、尾道のサイクリスト3人のサポートを受けて、ゴールの生口島に向けてスタートしました。


< 2 日 目 サ イ ク リ ン グ グ ル ー プ > 

<隊列を整えながらのサイクリング <これから橋を渡ります>       
                           
  
食後は、自転車を押してすぐ近くの“サイクリスト聖地の碑”の前で集合写真をとり、今回のゴールとなる多々羅大橋を渡り生口島に向かいました。
 多々羅大橋では、支柱の下に備え付けられた拍子木を叩くと「鳴き竜」と呼ばれる“パーン”と乾いた音が反射しながら空に向かって登っていくような現象を全員が体験し、橋脚を見上げて大声を出しその反響を確かめたりもしました。
 
多々羅大橋からの一般道に出る途中には国産レモンの90% を産出しているといわれているレモン畑を見ながらの下り坂となりました。


<「サイクリスト聖地の碑」で記念撮影>
 
生口島に下りてからゴールとなる瀬戸田観光案内書までの6kmほどは平坦で海岸線を走るコースで、途中サンセットビーチの景色を楽しんだりして、
予定より1時間以上も早い12時過ぎに到着することができました。レンタサイクルを返却した後は、最終合流地点の「ドライブイン富士」で買物をしたり、しおまち商店街散策など徒歩グループが到着した14時20分までゆったりと過ごしました。

<大久野島でのスナップ>                   <「大三島橋」にて>


 「徒歩グループ」21名は宿でお弁当を受け取り、バスに乗り8時過ぎ出発。2つ先の島・大三島の北西側の盛港へ。ここから9時5分発のフェリーで大久野島に移動しました。この島は、大戦中毒ガス工場が設けられ地図から抹消されたというエピソードのある島で現在では野生のウサギがいたる所で見られ、外国人観光客も多いという島です。ここでは約1時間45分過ごしました。
フェリーで盛港へ戻り、近くの公園でお弁当を食べ、バスで同じ大三島南端に戻り、伯方島との間にかかる大三島橋(328mのアーチ橋)を徒歩で渡る体験をし、最終集合地点の「ドライブイン富士」で合流しました。
 
< 帰 路 >
 徒歩グループが到着後、バスに残した荷物を受け取り神戸空港から19時過ぎの便で関東へ帰るメンバーと神戸在住のメンバー2人の合計3名はここから一足先に帰路に。他のメンバーもトイレ休憩を終え、バスに乗り帰路につきました。本来なら隣の因島にある「万田酵素」の工場見学を予定していたのですが、14時45分と出発が遅くなったためキャンセルし、直接大阪に戻ることにしました。帰路は、因島・向島を経由し新尾道大橋を渡り、広島、岡山、兵庫と西から東へというコースで、大阪へと戻りました。
 車中では参加者全員が感想を述べ合ったり、カラオケやうたごえリーダーと共に“歌のひととき”、また、イベントで残った食品・飲み物などを景品にイベント中のエピソードをクイズにした出題に大いに盛り上がったりしながら遠距離バス移動の時間を過ごしました。

 

 今回のイベントは、多くの感想でも述べられているように最新の気象庁のコンピューターの予報を参加者の熱意でくつがえし、幻想的なしまなみ海道の風景と満開の桜を楽しむという貴重な体験ができたイベントとなりました。

 


 <文責> イベント担当 大島政廣(おおしま まさひろ)

 

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<地元3人のサイクリストの支援>             <サイクリング途中のスナップ>        

 

 この日のサイクリングは、8時過ぎに大島にある瀬戸内荘を出発し伯方・大島大橋を渡り伯方島へ。さらに大三島橋を渡り大三島。さらに多々羅大橋を渡り、広島県生口島へ至る40kmに及ぶ「しまなみ海道」のハイライトといえるコースです。
 
 昨夕の反省も踏まえ、リーダーには笛を用意し、車列が長くならないように信号の多いところでは待つ機会を多くし、できるだけ隊列を整えるように進みました。
 途中、筋肉痛や体調が悪く2人がリタイヤ通り10時半に最初の目的地・大三島にある多々羅運動公園に到着しました。
駐車場でちょうど10時半に約束をした「瀬戸内荘」の車と落ち合い、昼食のお弁当を受け取り、時間的には少し早かったのですが、持ち運ぶのもたいへんということもあり、多々羅大橋を見渡せる景色のよいベンチや広場で昼食タイムをとりました。また、この時間には多くの参加者が名物の塩ソフトクリームを食べるなどしてくつろぎました。

< 2 日 目 徒 歩 グ ル ー プ >

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